開催に寄せて
開催に寄せて~実行委員長より
僕は四十数年前、この材木座で生まれ育ちました。
この街、そして会場となる光明寺には、僕自身の宝物のような思い出が詰まっています。
海の帰りに買い食いした揚げたてのハムカツ、一本ずつ花火を選んだアメリカ屋、お祭りで浴衣姿のあの子とすれ違った時のドキドキ。 当時は、親やさらに上の世代が作ってくれていた世界をただ真っ直ぐに生きていました。 その大切さに気づかずに過ごしていた日常は、今ではかけがえのない思い出です。
鎌倉駅から歩いて28分。 コンビニもない、小さな海辺のまち「材木座」。 そこには、昔から変わらず、住まう人が愛着を持って守ってきた風景があります。 今、そんな材木座の魅力に惹かれ、新しいエネルギーが集まり始めているのを感じます。
感度の高い新しい仲間たちや、この街を愛し、長く根付いている皆さんと共に、この街の魅力を分かち合い、絆を深めたい。 盆踊りの輪のように、初めましての人同士が繋がり、笑顔あふれる輪を作りたい。 そして、大人たちが楽しそうに過ごす日常が、十数年後、誰かにとっての「原風景」となるきっかけを作りたい。
そんな想いを形にしようとしたところ、多くの有志の皆さんや光明寺さんも賛同してくださり、この第一歩を共に踏み出すこととなりました。
お坊さんの間では、自分のお寺のことを「おやま」と呼ぶそうです。
「天照山 蓮華院 光明寺」という、光を感じる名の通り、一人ひとりの個性という灯が集まって、新しい時代を照らす輪を築いていく。
『おやまの盆踊り祭』のキービジュアルには、そんな未来への願いが込められています。
鎌倉材木座の名刹、光明寺を舞台に。
一緒に「おやま」を灯しましょう。
皆さまのご協力、ご賛同を心よりお待ちしております。
とまそん
ベーシスト / イベントプロデューサー
2008年にビクターレコーズからメジャーデビュー。アーティストとして活動する傍ら、2011年からは「小川コータ&とまそん」として、愛する地元・鎌倉を拠点に音楽を通じた地域交流を形にしてきました。
「大人たちが本気で楽しむ日常が、次世代の原風景になるように」という願いを込め、地元有志と共に『なみおと盆踊り祭』を企画。FMヨコハマ「SHONAN by the Sea」のリポーターを7年間務めるなど、湘南の空気感を伝える「声」としても親しまれています。
現在は、アジアでも熱狂的な支持を得る「She Her Her Hers」のメンバーとして活動中。中国ツアーでは15,000人を動員するなど、材木座の潮風を纏いながら、世界を舞台にリズムを刻み続けています。